潜龍鍼師

WEBから鍼灸へ変えた話

大量な情報を記憶に定着化させる

中期のテストがやっと今日で終わった。

正直つかれた。

 

実技の片手挿管15回/分、灸12壮/分の練習を結構していて、時間をそっちにとられっていたから、勉強の時間がすこし圧迫された。実技の練習も一つ時間がかかった要因だった。

 

今回の科目は、衛生学、生物学、運動学(筋肉)、経穴、東医、実技。

特に重たいのは、経穴と運動学。記憶する量が多い。

 

結構スタートダッシュが遅くて、やばいなと考えていたが、

終わってしまえば、まあ問題なさそうかなと。

 

今回今までと大幅に変えたやり方がある。

大量なものを一気にインプットするやりかた。

そのやり方とは、経穴の名前を書いた紙を全て用意して、くじみたいにして引き、部位名をぱっと言えればOK、言えなければNGとして再度あとでやる。これだけ。

スピードはとにかく上げてやる。そうしないと、最初はほとんどNGで永遠に終わらない。経穴は一穴で30秒とかで、タイムを図って区切る。そうしないと、ずるずる時間がかかってしまうし。

 

もとはというと、経穴の口頭試問の対策だった。

なんでこのやり方がとても有効なのかを冷静に考えてみる。

 

1. 遮断された問題文

小さい紙に書かれた問題文なので、他に情報がなく集中できる。

普通だと、ノートとかプリントとかで、その書いてある場所だとか、周りの色だとかいろんな情報から思い出すが、このやり方だとそういう情報がほぼないので、完全に自分の記憶に頼らざるを得ない。これこそが自分の記憶として、情報をものにしたということの証明なんじゃないだろうか。

 

2. スピードをとにかく上げて、回数こなす

時間に迫られることで頭がフル回転する。NGばっかだと、終わらないし。

とにかく回数をこなすことが重要。

言えないものは、ほんとにぐるぐる回数をこなすことで、脳に定着化をさせる。

 

3. 言えたか言えなかったかの決定を下す。

プリントやノートを眺めてとかだと、わかったつもりになるが、実際には引き出せないことがよくある。脳というのは引き出して、出てこなくて、答えを見た時に記憶が作られる、あるいは配線が繋ぎ変えられる感覚になる。

 

結果としては、今回140穴近くの経穴の名前と部位名を記憶したが、

ほぼ問題なく頭に入ったと思う。運動学についても、筋肉の名称_起始_停止_神経_作用のワンセットを、50程度。それまで、勉強はしていたんだが、いまいち細部まできっちり空で言えなかった。だいたい5時間ぐらいぐるぐるクジ方式を回していると、自然と言えるようになった。

 

今回はテスト直前で必死になって、この方法にたどり着いたが、間一髪すぎだったので、後期は2週に一度とか定期的にクジ方式を採用することで、なんとか前倒しして、頭に突っ込んでおこうと思う。

 

あと、課題として、これは一人で簡単にできるはずなんだが、複数人とカルタのような形式で、ゲーム的に楽しみながらできないかと模索している。