潜龍鍼師

WEBから鍼灸へ変えた話

茂木健一郎の話 > 人を誉める

前にテレビで茂木健一郎が脳について、話をしていた。

結構印象に残ったのが、"人は誉められると脳が活性化する。
よって誉めちぎるべし"だそうだ。


ここをもう少し考えてみる。

誰が見てもいい成績であれば誉めるのは簡単。
よくできましたとか言っておけばいい。
でも悪い成績ばっかとるやつにどういえばいいのだろうか?とか考えがち。


そんなときそもそも教育の目的をよく考えてほしい。
今の時代を生き抜くために必要な能力を鍛えることだと自分は勝手に思っている。
能力とは他の人ができないことをできる能力。


そんな能力ってなんだろう。って教科書には載ってないと思う。
すごく曖昧で何が能力になるのかわからない。
ギネスに載るような能力かもしれないし、
牛丼を鼻で食えるしょーもない能力かもしれない。
(ビジネスとしてお金に結び付けるには、知恵が必要だとは思う。)


そこで能力を見出して伸ばすために必要なのは誉める人の想像力だと思う。

誉める人間がフルで頭を使って、別な視点から意見を言ってみるとか、もっと想像をドライブさせるような刺激を与えると、恐ろしいスピードで能力が開発されていくのだと思う。いわゆる『アハ』体験。多分誉められる彼の頭のなかでは情報と発想の洪水状態だろう。


残念ながら、毎日疲れきって、同じことの連続を繰り返している大人では
想像力も出てこず、ありきたりの評価しかできないかも。
というかむしろ想像力の塊である子供を前に逆に疲れてしまうかも。
常識という重い鎧があるがために。


知らず知らずのうちにそうならないためにも、
常に新しい情報、新しい経験
創造的破壊を繰り返す必要があるんだろうなと。




さて最近の想像or破壊って何をしたかって。
やべー大してなんも変えてない。
そろそろ人をやめて、サルにでもなるかな。