英語の副次的な効果
別に自分がそこまでぺらぺらなったかと言われるとちっともそうではない。
それでも何かしら異変に気がつく。
①伝え方が変わる。
英語の文法では結論を始めに持ってくる。
また結論を言った後に理由をすぐにくっつける。
理由を言わないとすぐに要求される。
なんでっていっても、なんでだろ?
日本なら”感覚!”とか言うんだろうが、
こっちでは通用しない。そんな意見はひねりつぶされる。
おそらくこのあたりが、ディスカッション能力の差になると思う。
実際には間違っているかもしれないが、周りの人を納得させられれば信頼される感じ。
そういう思考をしていると、理由を常に無意識のうちに考えるようになるのはいいこと。
一見ロジカルのようではあるが、みんなの意見を聞いていると、
かなりうそ臭い。でも、主張した方がマルとされれば言うしかない。
②発声の仕方がアクセント重視になるので、自分の性格が大胆になる。
その代わりに繊細さは失われる。
話す時のあごと舌の形、あと呼吸、すべてが異なる。
日本語にしたとたんに自分の感情が穏やかになるのを感じる。
ここまでのっぺりした発音の言語も珍しいと思う。
2009/3/1追記
自分の性格が大胆になるというのに、激しいスポーツやすごい体験をしたときにも同じ様なことが起こる。
とにかく肉体的に激しいアウトプットをするような際には、細かい感覚や考えがすっ飛ばされる。
なので、小さいことにくよくよするとか、どうしても堂々巡りしてしまうというような人は、
一度、一日やったらへろへろになるようなスポーツ(例えばカイトとかウルトラマラソン)、
あるいはものすごくインパクトのある体験をしてみることをお勧めする。
そうしたら、会社でのいざこざとか悩みはその瞬間はまず吹き飛ぶ。
次に、再び現実に戻ってきた時に、経験が脳細胞に作用してものの見え方が変わる。
肉体が逆に自分に教えてくれる。
これを利用しない手はない。