潜龍鍼師

WEBから鍼灸へ変えた話

空想科学 霊と脳の関連

自分には一つの仮説がある。


霊などの科学的に解明できない現象は実際に存在して、
その存在の原因は微弱な電流のようなものではないか。


とまあ何でこんな風に考えているかということを最近の脳科学を元に
追って行ってみたいと思う。


1.記憶の強度

記憶というのは強くインプレッションを受けたものをよく覚えている。
ということは、それらの感情が強いほど脳裏に焼きつきやすい。
物理的に考えれば、その瞬間に強い電流を発していることになる。

2.物理的に見えているもの以外に見えてしまうビジョン

鄯夢:夢は目で見ない。当然目を閉じているからだ。
鄱幻:目を開いていて実際に起こりえないものを見てしまうこと。
自分は以前見たことがある。
スノボーの帰りで、ものすごく疲れていたのにも関わらず運転しなければならない。
高速道路は平坦でまぶたが落ちてくる。そんなときにふとスノーボーダーが横切っていく。
ちょっとありえないが、そう見えた。これは脳が見せているんだと思う。
なんらかの刺激を与えて、覚醒させようとする脳の自然の働き。


これらのケースは自分の頭が直接働きかけて自分に見せている。
実際に目で見えていないものでも見ることが可能だということ。
前のエントリでも書いたように金縛りもそれだと自分は思っている。

3.外に信号をアウトプットする脳

今の技術でだいぶ明らかになってきているみたいで、
たとえば頭に電極をくっつけて、強く思った方向にカーソルを動かすということは既にできている。
これは自分の考えを外に直接アウトプットしていることになる。

進化する「脳−コンピューター直結インターフェース」 by wiredvision

4.外部からの信号を受け取る脳

脳から外部に信号を発することができるということは、
おそらく逆に外部からの信号を直接受け取ることも可能だろう。
どうも調べてみると、最近では鬱病に効果をあげているらしい。
この試みでは脳のペースメーカーと称して、頭に電極を埋め込んで、
ある特定の場所にうまく作用すると、
今まで鬱だった人の考えが、すごく輝いて見えるように変化するらしい。

画期的な鬱病治療?
「脳のペースメーカー」インプラントで鬱病治療


まあ一歩作用する部位を間違えたら、もっと鬱になるのかもしれないが。
次世代の麻薬に取って代わったりして。
みんな頭に電極を差して、脳内麻薬を放出しまくっているとか。
まさにマトリックスの世界だ。

5.自然界の外部信号

そこで自然界における外部信号とは何があるかというと、下記のものを連想する。
いわゆる霊と呼ばれる現象
鄯ある特定のエリアにおいて、限られた人が実際には起こりえない経験をする。自縛霊といわれることも。
鄱ある特定の物を身につけることで上記と同じような経験をする。呪いといわれることも。
鄴遠く離れた自分の身近の誰かが、死ぬ瞬間に虫の知らせを聞く

鄯と鄱に関して残留思念と呼んでいる人もいるようだ。
といったような現在の科学では解明できていないことがそれにあたるのではないかと思う。

6.まとめ

1.でいったように強烈な経験は強い記憶となる。
しかし、瞬間の感情があまりにでかすぎると、自分の脳内で収まらずに外部に放出されるのではないか?
放出と言うことに関しては、3でも触れたように科学的にも可能だ。
で最終的に外部に放出された電気みたいなものが、その土地にとどまれば、鄯のようになるだろうし、
物に残留すれば、鄱になると思う。どんなメカニズムで保存されるかについてはわからない。

そして最後の鄴についてだが、これに関しては、電波のようなものだと思う。
電波は光と同様、秒速30万Kmで伝達が可能だ。なので、リアルタイムで思念の共有が可能。
しかもその電波の質が特定の人間しかキャッチできないような種類のものだと思う。
いわゆるネットの世界で言えば、暗号化されているといったような感じ。


だからもし霊を体験したとして、物理的に何かが起きるのではなくて、
脳で直接キャッチしているのではないか?ということ。
2の考えより、キャッチした信号は実際に目で見えなくても脳に直接働きかけて、
ビジョンとして見えてしまう。


でも、頭で見た光景やインパクト自体があまりにショックで耐え難いものだと、
脳から神経に作用して、ショック死をひき起こしてしまうかも。


もしかして、メカニズムが明らかになり、うまく利用ができると、
過去の人間が残した残留思念から新たな事実がわかるのやも知れない。
考古学や犯罪捜査の新しい分野になったりして。


逆に戦争や政治などの兵器として用いられれば、
いや既に裏では実用化されているのかもしれないが、
精神を裏で操れる恐ろしい道具になるだろう。


まー、もしメカニズムがわかったとしても、そんなものに触れたくもないね。
そもそも強い思念なんてもろに受けた日には、自分の思考が吹っ飛ばされて廃人になりかねない。
せいぜいフィルタリングできる装置・仕組みができるまでは。


PS:実は自分は大学院を選ぶ際に、
このことについて研究している研究室を探したが、
当然自分の能力では探し出すことができなかった。

しかし、全世界を探したら見つかったのかもしれない。
当然、表立て看板上げて、”霊の研究してます”なんて書かないだろうが。

調べるべきは脳科学についてだったのかもしれない。