潜龍鍼師

WEBから鍼灸へ変えた話

過去の旅

今までは自分の頭の中だけだったけど、
そのうち忘れそうなのでUPしておく。

  • 自転車旅行

  屋久島(2001/2/29〜3/15)770Km  
    福岡⇒鹿児島⇒屋久島⇒種子島⇒鹿児島⇒大分⇒輪行で福岡へ帰る
  日本縦断(2001/9/12〜10/2)2300km 福岡⇒小樽
  西表島(2002/3/17〜4/1) 100Km 波照間 石垣島
  ヨーロッパ 独蘭仏西葡(2003/9/9〜28) 1000km

  中国 香港⇒広州⇒昆明⇒大理⇒チベットの東端⇒成都(2004/3)
  屋久島(2006/5/1〜6)
  インド チェンナイ⇒デリー⇒ジャイプール(2008/8/23〜9/7)

 

  • バイク

  北海道 (2005/9/19〜10/2)
    行きは東京から青森まで自走
    帰りは苫小牧からフェリーで大洗へ


屋久島と北海道については手元にB5ノートに書いた記録が残っているから、
結構詳細な事が書かれてる。
読んでいると、いろいろ忘れていることを結構思い出す。

移動手段

日本国内の移動は基本チャリを使った。
自分の体を使って動き、一番パフォーマンスを引き出せる道具だから。
それでいて、立ち止まれば歩いている人と会話することができるし、
がんばれば150km/日以上の移動距離も稼げる。
資本としては体がメイン。
それ以外の交通手段もとったが、やはり最終的にチャリで
がんばっている方が充実してて、よく記憶に残っている。

宿

国内では無人の駅で寝ることが多かった。
とにかく計画を立てて進むと言うことはできない。
その日進んだ距離次第なので、宿なんて取れないし。そんな金もない。
でも、そこら辺に転がってても、安全なのは日本ぐらいのものだと思う。
ヨーロッパ行ったときはさすがに治安が良くわからなかったので、
基本的には着いた先の町で宿を探した。

写真

今思うと、写真とっておけばよかったなと思うんだが、
その当時はそんなものに振り回されず自分の脳裏に焼き付けておこうと思っていた。
観光客がカメラばっか握り締め、写真ばっか取っている姿を見ると、一体何しに来ているんだろう?
写真を撮るんだったらプロが最高の天気の時にとった写真の方が、
いいに決まっているだろうにと思っていた。
そういった理由より、古い旅ほど、画像はほとんど残っていない。

計画性

自分の旅は大まかにどっちの方向に行きたいかだけ決めて、事前に情報を集めない、わざと。
自分の中の旅って、何も知らずに知らないとこに行って、
自分の知らない何かや誰かに出会うから面白いと思う。
また、本当にいいものだったら、現地の人が必ず教えてくれる。
現地の人と会話することも旅の一つだとも考えている。

現代は情報が多すぎて、調べればすぐ出てくる。
既に知っているのを確認しに行く旅だと面白みが半減するかも。
まあ、忙しい社会人に無計画の旅はなかなかできないんだろうが。


他の国に行けば文化の違いなどで当然刺激的だ。
しかし、旅として一番印象に残っているのは、
初めての一人旅であった屋久島に行ったときだ。
何をするにしても初めてで、新鮮で、ドキドキしていた。


とにかく自分は旅行ではなく、"旅"がしたかった。
今振り返ると、体力、気力、目指すべき目標がすべてそろっていて、
本当に贅沢な時間だったと思う。