潜龍鍼師

WEBから鍼灸へ変えた話

チャリ旅行記 屋久島編 その2

4日目 鹿児島 ⇒ 屋久島(宮之浦) ⇒ 栗生 49km

朝一出ている屋久島行き"フェリー屋久2"(片道3900円)に乗った。
4時間の船旅だ。
フェリーに乗る前に外人のチャリダー2人を見た。
こんなとこにも外人がいるんだなと。
船の中には売店とか風呂もあったが、高いからやめておいた。
まあやることないからほとんどキャビンで寝ていた。
風は北西とノートに書かれている。
最近でこそ風の方向に関して気にもかけなくなってきたが、
このときはヨットにまだ乗り続けていた。
なので、常に風の方角とか強さ、地形に関して自然と意識が向いていた。

島が見えてきた。
近づくにつれて、その島が今まで見てきた普通の島とは異なっていたことで期待が膨らんだ。
なにせ、山が島からそそり立っている。
けして島がそこまで小さいというわけではない。
周囲は100Kmなので、直径は30Km
山の高さは一番高い宮之浦岳で1936mだ。
なので、この島の天候が変わりやすいし、ちょっと離れた場所では異なる天気だというのもよくわかる。
全てこの切り立った地形によるものだ。


初日からこの興味深々の山に入りたかったが、どうやら明日から天気が崩れるとの事。
なのでとりあえず、本拠地となる栗生の青少年キャンプ場を目指した。
なぜここかというと、ここがキャンプ場としていいとこらしいというのと安いから。
確か当時、500円/日とかそんな感じだった。


にしても、切り立った山がすごい。特に南斜面のモッチョム岳のあたりは圧巻。
そんな風景をしげしげと眺めながら、とろとろ走っていると、
車を止めてわざわざタンカンをくれたおねーさんがいた。
さすが田舎サイコー。


キャンプ場に着いた時には既に真っ暗で、周りが何も見えない状態。
さすがザ田舎道。


キャンプ場に着いたら、例の外人さん2人と日本人のオッサン2人が、
鍋をしていたから自分も仲間に入れてもらった。
いきなり暖かいご飯にありつけるとはなんともラッキーだった。
鍋は野菜ちゃんぽん。それとビール、最高やね。

すでに夜も更けていたので、おっちゃん達にすすめられるまま、
寝床はそのままコインランドリのプレハブで寝た。
そう、鍋はキャンプ場のコインランドリのプレハブの中でやっていたというわけ。
外はまだ春で寒いし、風が強いからねえ。


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